日本の住宅事情について。。。
こんにちは。
昨日は長野市内のK様邸の和室の床改修工事が完了しました。
あいにく、あんまり写真を撮れてなくて・・・申し訳ないです。
◆写真左◆畳下の部材です。白アリ被害でこんな状態に・・・。(怖)
◆写真右◆完成して、キレイになりました☆☆
築30年の住宅です。
たった30年でこんなことになっちゃうなんて・・・ショックですよね。
もっと長く暮らせる丈夫な家づくりしないといけません。
白アリ被害のことだけに関していえば、白アリは湿気を好むので、
換気をこまめに出来る環境づくりや、防湿対策施さないと、
大変なことになってしまいます。。。
【住宅まで使い捨て化??】
日本の住宅の平均寿命は調べたところによると、大体26年くらいだそうです。
寿命というか、簡単に言うと住宅を取り壊してしまう平均築年数になります。
今、日本の住宅事情がとっても問題ありなんです。
人が住んでいない中古住宅が日本中でいっぱい余っています。。。
有効利用したくても、実際は今の住宅に比べ品質が低い、
リフォームしようにも昔の住宅は将来設計を考えて作っていないものが
ほとんどのため、間取りなどの面で変更が容易ではなかったり。。。
で、その辺の問題をクリアしている物件だけが、今後も使用可能というわけです。。。
条件満たせない住宅は、取り壊されるか、放ったらかし状態です。
ホントにもったいないです。
これからの住宅は、品質の良い長寿命住宅を考えていかなければいけませんね。
【ひとり言です。。】
使い捨てが便利で、それが当たり前になっていて、ものを大事に長く使うという感覚が
麻痺してしまって、日本は非常に残念な国になってしまいましたね。。。
少しでも、できる範囲の努力すれば世の中は変わる気がします。
国も対策の仕方が下手で嫌になります。
エコ商品だなんて大量に作って結局二酸化炭素の量を増やしているだけ。
なんのためのエコ対策だよと。。。たまにわからなくなります。